タクシー会社に入社した社員は新人研修を受けます。これからタクシードライバーになろうと思っている方の中には、「どんな研修なのかな?」「研修って厳しくないのかな?」などと不安を感じているかもしれません。そこで、タクシードライバーの新人研修の内容や期間、流れなどについて紹介します。
タクシー会社によって異なりますが、入社後、「普通二種免許」を取得できる会社があり、会社で資格取得の費用を負担してくれることもありますので、事前に問い合わせてみてください。
国土交通省がタクシー業務適正化特別措置法で規定した講習を受講します。講習の内容は、「法令」、「安全」、「接遇」、「地理」の4科目を受けていただきます。講師は、タクシー協会の職員が、わかりやすく、丁寧に行います。離島のタクシー会社では、指定されたタクシー会社の職員の方が講師となって行います。
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が行う交通事故防止のための研修を受けていただきます。運転に自信がない人でも、適切なアドバイスがもらえるので、タクシー運転手になるのが不安という方でも安心です。
研修内容については、会社によってやや異なりますが、「接客」、「お客様の乗車から降車までの流れ」、「トラブル対応」、「日常点検方法」、「運転技術」などの研修を行います。研修期間は会社によって異なりますが、研修期間中も給与(日当等)はもらえます。